ワニクラッシャー (WANI CRUSHER) シリーズの全モデルを比較し、
それぞれの特徴・長所をまとめました。
目次
ワニクラッシャー全シリーズ比較ガイド
まず、この記事で扱う主なワニクラッシャーのモデルは以下の通りです。
- ワニクラッシャー (緑ワニ)
- ワニクラッシャー スピード(赤ワニ)
- ワニクラッシャー スピード ブラック(黒ワニ)
- ワニクラッシャー パワー(青ワニ)
- ワニクラッシャー スーパーライト(チビワニ)
- ワニクラッシャー MAX
(注:モデル名・呼び方は店やユーザーごとに若干異なることがあります。)
各モデルのスペック比較
以下に、重さ・長さ・バランスなど、主要スペックをまとめます。
| イメージ | モデル | 長さ (サイズ) | 重さ | バランス | 主な特徴 / 向き |
|---|---|---|---|---|---|
| 緑ワニ (初代) | |||||
| https://amzn.to/4pLE7E7 | 赤ワニ (スピード) | 78cm 80cm 82cm | 78cm = 590g 80cm = 600g 82cm = 610g | ミドルバランス | 操作性重視、振りやすくコントロール性能が良い |
| https://amzn.to/4pLE7E7 | 黒ワニ (スピード ブラック) | 78cm 80cm 82cm | 78cm = 590g 80cm = 600g 82cm = 610g | ミドルバランス | スピードとコントロールのバランスが高い。一般軟式用もあり |
| https://amzn.to/48csheG | 青ワニ (パワー) | 83cm 84cm 85cm | 83cm = 730g 84cm = 740g 85cm = 750g | トップバランス | 飛距離重視、長打力を狙いたいパワーヒッター向き。慣性モーメント (MOI) 高め |
| https://amzn.to/3Mg7krY | スーパーライト (チビワニ) | 74cm 76cm 78cm | 510g 520g 530g | ミドルバランス | 低学年(小学生)向け。非常に軽量で振り抜きやすく、初めてのバットにもおすすめ |
| https://amzn.to/3KeOpNL | MAX | 78cm 80cm 82cm | 78cm = 610g 80cm = 620g 82cm = 630g | トップミドルバランス | 中長距離バッター向けに設計。反発力の強化と操作性を両立 |
モデルごとのメリット・デメリット
赤ワニ (スピード)
メリット
- ミドルバランスなので非常に振りやすく、コントロールしやすい。
- 軽量な7U1アルミコアを使っていて強度もしっかり。
- PU + TPU バレル構造で反発力も確保。
デメリット
- 飛距離の面では、トップバランスのモデル (青ワニなど) に比べ劣る可能性がある。
黒ワニ (スピード ブラック)
メリット
- 赤ワニの操作性を継承しつつ、新モデルとしての改良がある。
- 軽めサイズ (83cm・84cm) の一般軟式用もラインナップ。
- リザードスキンズ製のグリップ (1.1 mm) でグリップ力・操作性ともに高い。
デメリット
- 重さは赤ワニと似ているが、より強い打撃力を求める選手には少し物足りない可能性。
青ワニ (パワー)
メリット
- トップバランスでヘッドが効きやすく、長打性能に優れる。
- PUフォームが進化しており、反発力が非常に高い。
- MOI (慣性モーメント) が高めに設計されており、パワーヒッターに適している。
デメリット
- 頭が重いため、全体的に振るには力がやや要る。
- サイズ (長さ + 重さ) が大きいため、小さい選手には扱いづらい可能性。
スーパーライト (チビワニ)
メリット
- シリーズ最軽量。510~530g 程度と非常に軽く、低学年の子でも振り切りやすい。
- ミドルバランスで安定したスイングが可能。
- 初めてウレタン系の高反発バットを使う子にも優しい打感。
デメリット
- 軽さ重視のため、パワーヒッターや長打狙いの選手には物足りない可能性。
- ややサイズ展開 (長さ) が限定される。
MAX
メリット
- 最新モデルで、シリーズの中でも中長距離型に特化。
- トップミドルバランスで、パワーと操作性の両立を図っている。
- 少年・一般ともにサイズ展開があり、幅広い選手に対応。
デメリット
- まだ発売されたばかりなので、評価・実績 (レビュー) が他モデルより少ない可能性。
- 価格が高めになることが予想される(スペック・素材の進化分)。
選び方のポイント:どのワニクラッシャーが合っている?
- コントロール重視 / ミート重視 → 赤ワニ or 黒ワニ
ミドルバランスで振りやすいため、操作性を重視するバッターに最適。 - 飛距離・強い打球を狙いたい → 青ワニ
トップバランスと高反発バレルにより、パワーを活かした打撃が可能。 - 低学年 / 軽さ重視 → スーパーライト (チビワニ)
軽量で振り切りやすく、初心者や体格の小さい選手に。 - 中長距離もコントロールも両立 → MAX
最新設計、反発力も操作性も高次元でバランスさせたい選手に。
総括(まとめ)
ワニクラッシャーシリーズはその色ごとに バランス、重さ、用途 (飛ばす orコントロール) に明確な違いがあり、自分 (あるいは子ども) のプレースタイルに合わせて選ぶことが非常に重要です。
- 初めてウレタン系高反発バットを使うなら 赤ワニ や 黒ワニ
- 長打を狙いたい・パワーヒッターなら 青ワニ
- 小さい選手や軽さ重視なら スーパーライト
- 最新・中長距離型を求めるなら MAX