少年野球のバットが、また一段階進化した。

「え、今の打球そこまで飛ぶ?」

少年野球の試合で、そんな打球を目にする機会がこれから増えるかもしれません。

2026年、ミズノから登場した少年軟式用バット。

BEYONDMAX HAZE(ビヨンドマックス ヘイズ)

少年軟式バットの定番として圧倒的な知名度を持つ「ビヨンドマックス」シリーズですが、HAZEは単なる新モデルではありません。

ミズノが掲げているのは、

「レガシーを超えた未知なる飛びの世界へ。」

という強烈なメッセージ。

なぜHAZEがこれほど注目されているのか。

その理由を調べていくと、単純に「新しいから」ではないことが分かります。


目次

理由① レガシーJrを超える「反発性能」

HAZE最大のポイントが、打球部です。

ミズノによれば、HAZEではウレタン部分を従来より厚くすることで、小学生用ビヨンドマックスレガシーJrを超える反発性能を実現しています。

ビヨンドマックスシリーズは、柔らかい高反発素材によってボールの変形を抑え、反発係数を高めることで飛距離につなげる構造。

その「飛ばすための心臓部」をさらに進化させたのがHAZEです。

つまり、

「レガシーJrでも十分飛ぶ」から、さらにその先へ。

これがHAZE最大の存在理由です。


理由② ミートゾーンまで広くなった

個人的にHAZEで注目したいのは、むしろこちら。

ミートゾーンの拡大です。

HAZEでは一般軟式用ビヨンドマックスレガシーと同じ「先端キャップ式」を採用。

これによってウレタン部分をより広く取れるようになり、レガシーJrと比較してミートゾーンが拡大しています。

少年野球では、毎回完璧にバットの芯で捉えることは簡単ではありません。

だからこそ、

「少しくらい打点がズレても、バットの性能を活かしやすい」

という設計は大きな魅力です。

反発性能だけでなく、飛ばせるエリアそのものを広げている。

ここがHAZEの面白いところです。


理由③ 82cm・680gのトップバランス

ただし、HAZEは「誰にでもおすすめできる魔法のバット」ではありません。

スペックを見ると、その性格がはっきり分かります。

長さ:82cm
重量:平均680g
最大径:平均69mm
バランス:トップバランス

特に重要なのが「平均680g+トップバランス」。

トップバランスはバットの先端側に重心があるため、ヘッドを効かせたスイングがしやすく、飛距離を狙うロングヒッター向きです。

その反面、まだ身体が小さい選手には重く感じる可能性があります。

つまりHAZEは、

「とにかく軽くて振りやすいバット」ではありません。

ある程度しっかり振れる選手が使うことで、

680gの重量 × トップバランス × 高反発ウレタン

というHAZEの特徴が生きてくるバットです。


HAZEがハマりそうなのは、こんな選手

特に注目したいのは、身体が大きくなってきた高学年の選手です。

たとえば、

  • レガシーJrでは少し物足りなくなってきた
  • 80cm前後のバットを問題なく振れる
  • 長打を増やしたい
  • 外野の頭を越える打球を打ちたい
  • 中学野球を見据えて重いバットにも慣れておきたい

こんな選手なら、HAZEを検討する価値はかなり高いでしょう。

逆に、680gのトップバランスを振り切れない選手の場合、HAZEの性能以前にスイングが崩れてしまう可能性があります。

「一番飛ぶバット」ではなく、

「その子がしっかり振り切れる中で、最も飛ばせるバット」

を選ぶことが重要です。


レガシーJrから買い替える意味はある?

ここが一番気になるところでしょう。

HAZEの価格は税込47,300円

少年野球用バットとしては決して安い買い物ではありません。

それでもレガシーJrから買い替える意味があるとすれば、

「反発性能」と「ミートゾーン」の両方が進化していること。

この2点です。

特に高学年になって身体が大きくなり、

「もっと強い打球を打ちたい」

「外野の頭を越したい」

「長打を増やしたい」

という段階に入った選手にとって、HAZEはかなり気になる存在になるはずです。


ただし、購入前に絶対確認したい「680g」

HAZEをネットで購入するなら、ここだけは確認してください。

82cm・平均680gを、本当に振り切れるか。

ミズノ自身も少年用バットについて、身体に合った長さや重量を選ぶことを推奨しています。

スペック上どれだけ飛ぶバットでも、振り遅れてしまえば意味がありません。

可能であれば店頭などで同程度の長さ・重量・トップバランスのバットを振ってから判断するのがおすすめです。

問題なくヘッドを走らせられるなら――

HAZEの高い反発性能と広いミートゾーンは、大きな武器になる可能性があります。


「あとひと伸び」が欲しい選手へ。

外野手のグラブに収まっていた打球が、頭を越える。

フェンス手前で失速していた打球が、その先へ伸びる。

少年野球では、その数メートルが試合を変えることがあります。

HAZEは、

ウレタン部の厚型化による高反発性能。
先端キャップ式によるミートゾーン拡大。
82cm・680gのトップバランス。

という明確な「飛ばすための理由」を持ったバットです。

特に、

「レガシーJrの次に何を使う?」

と考え始めた高学年の長距離打者にとって、2026年最注目クラスの一本と言えるでしょう。

あとは、その680gを振り切れるか。

振り切れる選手なら――

HAZEは、打球をもう一段先へ運ぶための選択肢です。

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